医師の実情

日本的雇用制度の限界

Dr.Keiです。

2018-19年にかけて大々的に働き方改革が叫ばれ、医療界にも余波が広がっています。日本は労働時間が長いにも関わらず、労働生産性は諸外国に比べて低い事は周知の事実です。

プレミアムフライデーで果たしてどれほどの経済効果があったか、有給休暇の使い切りや残業の削減など、聞こえは良いものの、効果に関しては懐疑的にならざるを得ません。

残業時間と出世の関連性

日本では遅くまで働いている(労働時間が長い)と仕事ぶりを周囲にアピールできる上、出世につながりやすいかもしれません。もちろん、断定はできませんが。

上司より先に帰れない、といった暗黙の了解も厄介です。私自身経験した事がありますし、全くもって無駄な時間でした。「自分より先に帰りやがって!」と感じる器量の小さい人間も世の中には存在します。自分の仕事が終わればさっさと帰るのみです。

残業をしない風潮が出来上がると、効率よく仕事をこなす能力が必要となり実力がなければ出世とは程遠くなる可能性があります。

正規と非正規

多くのジャンルの仕事において正規社員と非正規社員が存在しています。しかし、待遇に関しては大きく異なるのが実際です。国は同一労働同一賃金を目指すものの、非正規の待遇を改善するとなっては一筋縄ではいかないでしょう。

しかし、ゆくゆくは労働環境後進国の日本はGAFAはじめ外国企業の台頭により国際化を余儀なくされると考えます。

つまり完全な実力主義となり、

終身雇用、年功序列

といった言葉は過去のものとなるでしょう。

性別の壁

当たり前ですが、女性には妊娠、出産という人生における一大イベントがあり出世には不利と言えます。表向きは女性の社会進出を後押ししていても、国会議員しかり企業役員しかり、諸外国に比して要職につく女性の割合は日本は圧倒的に少ないのが現状です。

医療界に関して言えば、医学部入試の女性差別問題からも分かるように、男性合格者が多い大学がほとんどです。
しかし基本的に女性は男よりも賢くてマジメですから、
同一条件で試験を行うと女性の割合が増えてくるはずです。

もちろん、体力では男にかないませんから、専門科を吟味する上に、当直の勤務環境なども工夫する(当直明けは◯時間休息をとる等)事も大切でしょう。

それでも女性医師の占める割合、

そして一般企業においても女性が要職に占める割合が増え性別の壁が取り除かれて行くと思われます。

個人として目指すべき勤務スタイルとは

私が身を置く医療界は、思うに
年功序列、残業、性別の壁

が未だに根強く残っている業界と言えます。
医師の勤務はその特殊性から、仕事とプライベートの線引きが難しいため、待遇含め、これからの改革に依存する所が大きいです。

そのような外的要因は不確実性を含むため、あらゆる職種にも言える事ですが

自身のスキルを高め、待遇、勤務環境の良い職場で働く
劣悪な勤務環境で我慢する事はなく、潔く転職する

これが大切だと思います。

・これからは実力主義の時代になる(残業は評価されなくなる)
・優秀な女性がどんどん社会進出を果たすので競争が激しくなる
・自身のスキルを磨き、より良い勤務環境の職場で働く