医師を目指す人へ

理想の医師とは

Dr.Kです。

医学部を目指す方たち、将来子供を医師にしたい親にとって理想の医師像はあると思います。もちろん現在既に臨床の現場で働いている方たちにとっても。

わかりやすいのが、テレビドラマや漫画のキャラでしょう。(ドク◯ーX、白い◯塔、ブラックジャックなど)
最近のドラマでもロボット手術やAI技術をテーマに時流に乗った内容を踏まえていて非常に良くできているし、大学病院内での人間関係や医師の勤務環境も参考となる所が多いです。

もちろん、おいおい、それはありえんだろ〜と突っ込みたくなる場面もありつつ、視聴者を引き込み、飽きさせないためにストーリーもよく出来ているなと実感します。

現実はやっぱり違う?医療ドラマと実際

まあ、そうはいっても現実はやはり現実ですし医療の世界に身を置く自分としてはあくまで作り物の世界と現実は切り離して考えるべきだと思います。

圧倒的なスキルを持つ天才外科医(なぜか天才内科医はあまり存在しない、手術シーンや生死を自分の手で救うのがやっぱりウケるんでしょうね。)、医局に属さない一匹オオカミ、、、 もはや某ドラマです。

オススメのドラマは海外もの

オススメなのは、海外の医療ドラマ(特にアメリカ)です。
日本のドラマでありがちな勧善懲悪ものでなく、日常の出来事と人間関係を上手く絡めている点で、医学知識の習得も含め有意義な時間を過ごせると思います。しかも日本ほどやりすぎてなく、より現実に近い印象を感じます。

超有名な鉄板ドラマですが
ER
グレイズアナトミー

は超オススメです。個人的にはグレイズアナトミーが良いです。インターン、いわゆる新人研修医としての成長を主人公とともに体験出来るからです。

理想像の発見や動機付けになる

医師を目指すきっかけは人それぞれですが、中にはドラマや漫画に影響を受け、自分もこうなりたい、と登場人物やプロ意識に感化された方も多いでしょう。そういう意味で各媒体で医療関連の材料に触れることは最低限必要だと思います。もちろん、代々医師家系であったり、将来食いっぱぐれがない、モテたい、お金が沢山欲しい、などの動機もあるでしょう。

動機がなんであれ、目的を果たすためのプラスの力が作用するのであれば、それはもはや立派な原動力となります。

理想と現実の違いを認識することも大切

そんな中で、自分の理想を思い描いていたとしても、現実を知って失望したり、挫折する事もあるでしょう。

が、それでいいのではないでしょうか?
最初に掲げた理想が打ち砕かれても、自身にとってより現実的な理想を掲げれば良いのです。失望、挫折、ネガティブな言葉が並びますが、それらを経験する事で違った視野をもてた、より現実的な判断を下すことができた

つまり、理想と現実の違いを知る事ができた
この時点で進化しているのです。
昔夢見たスーパードクターになれなくても、目の前の患者さんに最善の医療を施すことが出来る。結果的に患者さんに(他者)とっての理想の医師となるのではないでしょうか。