医師の実情

医師の勤務実態 慢性期病院編

Dr.Kです。

今回は慢性期病院での勤務事情です。前回の過酷な急性期病院での勤務と正反対です。慢性期病院とは基本的に容態の安定している患者、術後リハビリが必要な患者、寝たきりの患者を受け入れる病院と考えて頂いて構いません。

それでは、1日の流れを見てみましょう。

午前9時 外来  (急ぎの指示などは外来前にさばく)

12時外来終了 昼食  昼休み

13時 新規入院患者対応 14時頃終了

17時帰宅  (週1でカンファ1時間弱で終了)

以上です。

急性期病院では医局に戻ることすらできなかったのですが自由時間が非常に多いため有効活用できる

ここに最大のメリットがあるでしょう。事実私もこの時間を利用して起業や会計、税務、不動産の勉強をしています。もちろん医学の勉強に当てる事もあります。

しかしデメリットももちろんあります。

・やり甲斐がない
・退屈

・最新の手技、知識に疎くなる

・経験を積めない

上記のような項目です。上2つは正直、

目的をどこに置くか

言いかえると、

いかに自由時間を効率よく有意義に過ごすか

で変わると考えます。

下2つに関しては間違いなく事実ですが、今の世の中ネット環境や日々の学会活動(論文、発表)を行なっていれば、手技は身につかないもののむしろ忙しい環境でいた時よりも座学の時間が増えるのです。

ただ一部医師にとっては、医師としてもったいない、ラクをしている、自分たちは日々研鑽を積んで患者を救っている、と口には出さないものの思われる事もあるかと思います。(自分が急性期で働いている時がそうでした)

しかし、働く環境がどうであれ医師である事は変わりませんし自分の信念や目的を明確化しておけば何も問題ない

と私は感じます。ようは見下し半分、羨望が半分といった感情が入り混じって上記感情が生じるのではないかと推測します。現在の環境に満足がいかないのであれば辞めれば良いだけですが、それを思いとどまらせる弊害(医局、派閥)があるため思い切って行動できないのだと推測します。

もちろん、最新の手技を身に付けたい、厳しい環境に身を置く事でやりがい、存在意義を見出す方達もいますが。

以上、慢性期病院編でした。

次回は急性期と慢性期の中間に位置する、亜急性期病院編となります。